防水層の基盤にもよりますが、直接、雨、風、日光等が当たらないので、当然、防水の保護になります。
以下は、日本初の屋上庭園が作られた大阪のビルの管理事務所の方のコメントです。「40年以上経った今でも漏水することはありません。また、ビルの省エネ効果もありますし、建築躯体の保護にも大変役立っており、屋上庭園のある面とない面では屋上の補修費に大きな差があります。」
このように、屋上緑化に大きなメリットがあることが実際にも明らかになっています。
防水層の基盤にもよりますが、直接、雨、風、日光等が当たらないので、当然、防水の保護になります。
以下は、日本初の屋上庭園が作られた大阪のビルの管理事務所の方のコメントです。「40年以上経った今でも漏水することはありません。また、ビルの省エネ効果もありますし、建築躯体の保護にも大変役立っており、屋上庭園のある面とない面では屋上の補修費に大きな差があります。」
このように、屋上緑化に大きなメリットがあることが実際にも明らかになっています。
建物の温度を下げる目的で、屋上緑化と壁面緑化を検討する場合、どちらがよいか。
まずは、建物の日の当たり方によります。 側面からよく日があたる建物は、側面が熱くなります。 屋上からよく日があたる場合は、屋上に蓄積された熱が建物内に入ってきます。
しかし、築10年以内の建物の場合、すぐれた断熱材を使用しているため、 それほど上からも横からも熱は入ってくることは少ないと思います。 築10年以上の古い建物が、問題です。(断熱効果がありません)
緑化マットの重さはどの程度ありますか?
屋上緑化と壁面緑化の違いは、メリットとしては、どちらも建物の温度を下げます。
植物の手入れについては、壁面緑化は、屋上緑化の10倍手間がかかります。当然、コストも10倍程度かかります。
壁面緑化の場合、植物を横に植えていると、1ヶ月に1回程度の植物の植え替えが必要な場合もあります。ヘデラなど、ツタ類の場合は、そこまでは手間がかかりませんが、側面から手入れをするというのは、大変な作業になるのは、想像つくと思います。
決定的にコストが違うのは、「躯体の補強」です。壁面緑化の場合、横風で植物が飛ばないように、躯体の補強を行います。風の風圧に耐える必要がありますので、どうしても費用がかさみます。
屋上緑化の防水については、まずは屋上の防水層の掃除を行います。
※防水層の対応年数(コンクリート防水)は通常20年ですが、使用できるか確認します。
防水層が使えない場合は、FRP防水やシート防水のような、別途、防水対策が必要です。
その後、ケレン、プライマー処理を行い、その上に耐根シートを貼ります。
※耐根シートを貼ると、シート防水と同じ程度の効果を発揮し、防水層の保護にも役立ちます。
耐根シートの上には、排水シートを敷きます。
排水シートには不織布が巻いてあるので、泥やゴミが流れるのを防ぎます。
流れでた水は、耐根シートの上を流れ、インターロッキングブロック(見切材)で 水だけ流して屋上のドレーンに入るように設計します。
そのため、屋上が水浸しになり、天井から水漏れするようなことはありません。
屋上に水が溜まるようなことになると、
水の重さで建物崩壊のおそれがありますし、芝も根腐れしてしまいます。
屋上緑化の植物として、セダムと芝のどちらが良いのかという質問をいただきます。
何のために緑化を行うかというと、いくつか目的があります。
屋上緑化によって省エネを実現する
屋上緑化によって癒やしの空間をつくり、園芸療法や屋上庭園として愉しむ
工場や商業施設で緑地面積が足りないために、緑化を行う
●建物の温度を下げるという観点から、屋上緑化を考えると、
芝生には蒸散作用があり、温度を下げる効果としては、セダムより効果を発揮します。
セダムのウリは、「水いらず、手間いらず」なので、水を与えなければ蒸散作用は期待できません。
実際に、ヒートアイランド対策の植物として、セダムを除外した自治体もあります。
●セダムの欠点・デメリット
「水いらず・手間いらず」のセダムは、殺菌、殺虫、水やりをしませんので、実はゴキブリの温床となっています。
人が入らず、ゴキブリが発生しても問題のないところでしか、セダムは使用できません。
病院や商業施設の屋上緑化の植物としては、適さないと考えます。
しかし、セダムは、屋根の緑化には適しています。
人が登れず、手入れもできない場所ですので、屋根の緑化としてセダムを使用するのは良いのではないかと思います。
緑化パネルはカセット式なので屋上・駐車場緑化とも施工が可能ですが、 駐車場の状況にもよります。 駐車場に凹凸が少なく、コンクリートにある程度勾配があり、 雨水が流れていく状況でしたら、比較的簡単に施工が可能です。
ご自分で施工することも可能です。駐車場に排水シートを敷き、周囲を囲むようにインターロッキングブロックを配置し、 中に緑化パネルを敷いてください。 緑化パネルはサイズに合わせて切ることができます。駐車場の現地を写真を送っていただければ、アドバイスさせていただきます。 お問い合わせフォームよりご連絡ください。
緑化パネルは、自社ファームで5ヶ月以上養生し、 ウレタンチップの基盤材に活着(根を下ろす)した製品なので、当日より使用可能です。従来の駐車場緑化の多くは、土地そのものに芝生を植えていく方式(現地養生)で、 芝の根が張るまで最低でも1ヶ月を要します。
その間、駐車場は使えません。 根が張ってからもしばらくは芝が貧弱な状態にあるというのが難点でした。当社では、技術開発を行い、アスファルトで舗装された駐車場に、 専用の芝生を敷き詰めることで、緑化駐車場として生まれ変わらせることを実現しました。 最短で翌日から緑化駐車場として利用が可能です。
休むことのできない商業施設や、代替地のない駐車場の緑化も実現できます。 短納期の緑化会社をお探しでしたら、当社にご相談ください。
当社のスーパーグリーンMGE(屋上緑化 専用芝)、PGE(駐車場緑化 専用芝)ともに、 養生済です。現地で、コンクリートの上に直接置くことができますので、大幅に工期を短縮しています。 駐車場緑化では、駐車場の代替え地を用意することなく、最短翌日からご利用いただけます。 養生は自社ファームで行なっております。
可能です。従来の芝生では、寒冷地に対応できない品種が多いですが、 当社では、千葉県が開発した「はるか」も取り扱っています。 芝の中で最も強いといわれる「ノシバ」は、葉が太いく水分が多いため、 踏圧に弱いというデメリットがありました。 このノシバと「ちばフェアグリーン」を合わせた芝が「はるか」です。 はるかは、踏圧や擦り切れ、病気にも強く、 従来コウライ芝が使えなかった地域(東北や寒冷地)にも可能です。 積雪・凍結にも十分対応できます。
駐車場の芝として適した植物は、コウライ芝しかありません。ノシバは強いのですが、緑化期間が短く、芝生としての見た目が良いとはいえません。
コウライ芝以外の、他の植物では車の圧に耐え切れません。 屋上緑化で使われるセダムやコケでは当然無理です。 コウライの改良型で踏圧につよい芝が開発されており、 当社では「ちばフェアグリーン」を使用しています。
踏圧に強い芝とは、細めの芝です。葉に水分を持たないほど、強くなります。 また、芝を刈らないと、上に伸びて間に雑草が生えてしまいますが、 芝の上部を刈っていると目がつまって強い芝となります。
芝を刈らずに長くなっていくと、車が乗り上げた際につぶされ、 空気と光が入らなくなり、根が弱っていきます。 芝刈りは非常に重要なのです。 当社では、メンテナンスもお請けしておりますが、 駐車場の芝刈り程度の面積でしたら、小型のハンドタイプの芝刈り機で手入れができます。
屋上緑化を検討したときに、強風で芝が飛んだり、 雨で土が流れ、屋上のドレーンが詰まらないのか、気になるところですね。 屋上緑化の天然芝MGE(メグ)の基盤材は、土ではなくウレタンチップでできています。ほとんど土を使用していないため、強風による土埃や、 雨で流れた土が潅水システムに目詰りをおこすといったことがありません。
また、芝の上は歩きやすく、靴の踵がはまって躓いたり、 芝を踏みつぶして枯れの原因となることを低減しています。